血糖値が急速に低下したばあいには、脳にある酸素の消費量も並行して下がるので、たとえば間違ってインシュリンの薬を飲んでしまったばあいには、急速な呼吸旦の減少によって、昏睡状態におちいってしまうことすらあります。
ところが、糖尿病になると、血糖値が倍くらいの高さになり、ときには急に低くなったりします。
血糖値が下がったときには精神が不安定になり、強迫観念にとりつかれたり、あらぬ妄想をいだいたり、冷や汗がでたり、精神状態がグラグラと揺れ動きます。
こういうときに犯罪と結びついたり、交通事故に遭遇したりするケースがひじょうに多いのです。
アメリカのオハイオ州地方裁判所首席保護監察官であるリード女史のデータによると、収容されている犯罪者106人中、そのほとんどが血糖値異常者だったそうです。