ヒット商品が小粒になってきたといわれるその要因を考えてみると、
(1)日本人の生活のレベルがアップして、個人個人に応じたライフスタイル、商品購入の選択態度が定着しつつある。
(2)技術開発が進み、メーカーの技術開発余地が特に生活に密着した消費財の分野において少なくなってきています。
(3)消費者の価格に対する意識の目覚めというか、「良いものを安く買いたい」というニーズに応えるような新製品開発があまりなされていない(むしろ付加価値を高めて単価アップを図るのがメーカーのこれまでの政策)などが上げられます。
しかしながら、その根本は、消費者が自らの生活のレベルの向上を図り、高級志向、ブランド志向に走った懐かしのバブル景気で積んだ経験を生かして、低価格志向を強めながら"合理的リッチ"ともいえる新しいライフスタイルを模索しつつあるということでしょう。